賃貸不動産で一人暮らしでも安心な物件を探す方法
一人暮らしを考えているのなら、安心して暮らせる物件がいいでしょう。名古屋には一部安全な地域とはいいがたい地域もありますので、犯罪発生率など気になるところです。このため、もし名古屋で一人暮らしをするなら、安全に過ごせるかどうかを考えた物件選びも重要になります。このような場合、どういう物件がいいのでしょうか。
セキュリティに配慮した物件を選ぶ
まず、基本的にセキュリティに配慮した物件を選ぶ、というのが大事になってきます。これは、たとえば名古屋でしたら、オートロック付きのマンションで2階以上を選ばれるといいでしょう。しかし、地域によってはこれだけでは足りず、できれば3階以上などの高い所がよく、またオートロックだけではなくカードキーや通報システムがしっかりある物件、というのが選択肢になってくるでしょう。
できるなら、インターホンはモニター付きにして、やってきた人がどういう人なのか見られるように配慮している物件がいいでしょう。もし怪しい人が来たら録画できるようにしているインターホンも多いので、セキュリティを考えるならそのような物件を選ぶ必要があります。
また、不特定多数が入れないような物件であり、たとえば1階にテナントがないとか、管理人がいて普段からマンション内の異常を見回っているような物件もよいでしょう。ただしずっと常駐してくれるわけではない物件が大多数ですので、どのくらいの時間帯にいるのかをチェックしておきたいところです。
また、ベランダが人目に付きにくいように工夫されていたり、ポストに鍵がついているなど、いろいろな対策がされていたりするような物件がおすすめです。賃貸不動産にはセキュリティが売りの物件もあり、こういったあたりに細かな配慮をしている物件も多くあります。よく注意して探してみるといいでしょう。
立地も安心のためにはかなり重要
とはいえ、部屋や建物そのものが安全であれば問題がない、というわけでもありません。実は物件がどこにあり、生活習慣上危険なところに近寄る必要がない、ということもまた、防犯のためには重要になってくるのです。
まず大事なのが立地です。これは何かというと、その部屋がどこにあるか、ということで、具体的には駅からどのくらいの距離か、大きな道からはどのくらい距離があるか、ということです。あまり人目につかない住宅街の路地などでは犯罪者が潜んでいたり、仮に被害に遭っても逃げられなかったり目撃者が少なかったりするなどの理由から、犯罪に遭う可能性が出てきます。
このため、当たり前ですが駅に近い方がやはり快適ですし、当然被害に遭う可能性も減ります。それと同時に、人目があるので被害に遭いにくく、また仮に被害に遭ったとしても人目があるので通報や取り押さえてくれるなどの可能性も出てくるでしょう。
なお、日常生活でもこれは当てはまります。たとえばスーパーやコンビニなど、生活必需品を手に入れるための場所がどこにあり、それが安全な場所にあるかどうか、アクセスのよさはどうかも考える必要があります。スーパーがあっても行きにくい場所にあったり、あまり治安のよくない地域を通らないといけなかったりする場合は危険性が高くなりますので、自分の生活習慣を考えて立地も考慮に入れる必要があるでしょう。
専門家にお任せするのも手ではある
最後に、安全面などこういった点を考慮するのが難しいとか、あまり時間がないので物件を精査している暇がないという人の場合、物件を探すいくつかの方法があります。ひとつは、専門的な賃貸物件を扱うサイトを利用する方法です。
とくに特集ページをチェックしてみましょう。実はこういった賃貸物件のサイトには、最近では「一人暮らし向けの物件特集」「新婚さん向けの物件」「女性のおすすめの物件」などの特集がなされていることがあります。こういった特集ではセキュリティを意識した物件も多くピックアップされているので、そういう物件特集を利用して、とくにセキュリティや防犯に力を入れた物件をチェックしてみましょう。
もう一つの方法は、名古屋にある不動産仲介業者におすすめの物件を問い合わせることです。だいたい住みたい地域が決まっているのならば、そのエリアの賃貸物件を多く扱う不動産仲介業者に問い合わせるのがよいでしょう。
とくに「一人暮らしで安全に過ごせる物件を探しています」というように伝えて、家賃や希望するエリア、間取りや必要な機能などを追加で伝えると、業者さんがいくつかピックアップしてくれます。名古屋市内や、希望のエリアの詳しい業者であれば、地域の安全情報にも精通しており安心できるでしょう。
賃貸不動産の場合は選択肢が多すぎるので、どれにも良し悪しがあります。いい物件を名古屋で探すなら、専門家にお任せするのもいい方法だと考えておきましょう。
いずれにせよ、賃貸不動産において、絶対的に安全な物件はあまりないということです。いくらセキュリティや安全性の高い物件でも、自衛は必要になります。このため、いい物件に住んだらその時点で終わりではなく、さらに自分からも自衛するように気をつけましょう。